【Insight】 2019年1月号 座右の銘:枡野俊明氏
SSIからの緊急告知
ナポレオン・ヒルの真実
株式会社エス・エス・アイ
ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部
理事長/同オーナー 田 中 孝 顕
代表取締役 加 山 崇
出版営業局長 善 如 寺 正
出版編集局長 元 木 優 子
代表取締社長役相馬一進 取締役相馬たかえ が運営する株式会社パーソナルプロモートより、「アンドリュー・カーネギーとの物語は作り話」とインターネットで公表されているが、それは事実に反する虚偽の主張で、正しくありません。
確かにアンドリュー・カーネギーの伝記にナポレオン・ヒルとの面会のことは一切、記載されていません。しかし、当社はナポレオン・ヒル財団と契約をする際、この件について、財団から様々なエピソードを聞いており、アンドリュー・カーネギーがヒルと面会したことも明確に肯定しました。
正義を非常に大切にするアメリカ人の気質を考えても、ヒルの話していることが間違いであったならば、ここまで受け入れられ、広まることはなかったはずです。アメリカ人の気質と今現在もナポレン・ヒルのプログラムや書籍が好評をもって受け入れられているという事実も、ヒルとカーネギーが対面していた事実を傍証していると言えましょう。
すべてのエピソードが伝記に書かれるわけではないことの実例の一つとして、弊社田中自身の話をしましょう。田中は20世紀後半に、京セラの稲盛和夫社長(当時)、船井総研の船井幸雄会長(当時)と3人で、「アクウエリアス」という名の会社を作り登記もしました。みずがめ座の時代に向けて、経営者の素養を高めようという目的を打ち立てて、それを実行した会社です。けれども、稲盛さんの伝記に私や船井さんの名前は一切出てきません。しかし、私がこのお二人と会社を興したのは、紛れもない事実なのです。それは閉鎖登記簿謄本を見れば、一目瞭然です。
アンドリュー・カーネギーとナポレオン・ヒルの対面もそれと同じことではないでしょうか。それ以上に、功を成した人物が、まだ誰とも知れない若い青年にどんな指示をしたかなど、アンドリュー・カーネギーにとっては、書き記すほどのことでもなかったと言えます。そもそも、カーネギーの依頼が実現したとき、彼は既にこの世にはいませんでした。
成功法則をまとめるように依頼されたことは、ナポレオン・ヒルには大変な出来事だったかもしません。しかし、カーネギーにとっては一青年に託した慈善行為の一つ。世のために尽くすという意識の強いカーネギーにとって、特別なことではなかったのだと思います。だからヒルとのエピソードが伝記どころか、メモにすら残っていないというのも何ら不思議なことではありません。
【『思考は現実化する』翻訳の裏側】
『思考は現実化する』(Think and Grow Rich)についても、昔、日本で出版されていた『成功哲学』と比較して内容が違う、あるいは誤訳があるなどと、批判的なことを言う人たちがいます。
誤訳に関しては何度も精査済みで、ありえません。また、原書と違うという声もあります。これには、裏話があるのです。
実は、昔出ていた『成功哲学』という本は海賊版でした。従って財団は、即、出版停止と賠償を要求し、この件はもう解決済みです。ナポレオン・ヒル財団は、この本を出版停止、廃版にすると同時にエス・エス・アイに対し、"Think and Grow Rich"の再翻訳権を譲渡しました。またその翻訳に当たっては、次のような依頼があったのです。
「すでに長年『成功哲学』という名前で出版されていたという事実を考えると、全くそれに近い言葉で訳して出すより、この機にナポレオン・ヒルが本の中で発表しなかったさまざまな事柄のメモ・ブックレットのようなものが実は膨大にある。その中からナポレオン・ヒルの原則と同じものを適宜Think and Grow Richの中に配して、上手くまとめ上げてほしい」
そこで田中は、まずタイトルを『思考は現実化する』とし、導入部分に「思考は物質である」など、ヒルが本を書いた後に残した文章を加えました。また、原書はキリスト教的な内容が多かったのですが、日本ではキリスト教徒が1%しかいないことを伝え、日本人向けに修正しました。
その結果、現在、きこ書房から出版している『思考は現実化する』は、米国のナポレオン・ヒル財団本部から、唯一正当なナポレオン・ヒルの"Think and Grow Rich"の日本語版であるというお墨付きを得ています。ですから、"Think and Grow Rich"の改訂版といって出されている他社の日本語版は、正式に認められたものではありません。
ナポレオン・ヒルのプログラムや書籍は、米国のナポレオン・ヒル財団から弊社/ナポレオン・ヒル財団アジア/太平洋本部がexclusive distribution right(独占販売権)を得ています。そのため、詳しい背景を知らない人物によって誤った情報が流布されることもあります。しかし、それらは誤りであることを、ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
2018年12月6日
<編者後書>
相馬一進氏は大学の4年間で、経営、心理学、自己啓発についての本は1,000冊以上は軽く読んだというが、経営、心理学、自己啓発で、まともな研究書は1000冊も存在しない。英語やドイツ語、フランス語にまで手を広げていたら、博士号もとれているだろう。
ところが彼は、自己サイトでは「東大院卒の高学歴男」と書く。しかも工学部出身と自ら述べるが、自分の出身校を「東大院卒」などと書くだろうか。むろん、東大では「東大院」という用語を用いる場合があるが、実際の卒業生であれば「東京大学工学部卒・同大学院OO課程卒」とかくはずである。それが書けない、ということはもはやこれ以上言うことはあるまい。
リチウムイオンバッテリー内蔵製品廃棄に伴う回収
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下記、弊社対象製品を廃棄される場合は製品本体ごとお送りください。
(本体回収になりますので分解しないでください)
対象製品

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